うつ病の家族を支えるのに頑張りすぎると悪循環になる
家族にうつ病の人がいると、仕事・家事・付き合い・お金のことなど、支える家族の負担が増えます。
私もうつ病の家族を抱える一人です。
うつ病は症状が良くなったり、悪くなったり・・・・。
支える家族は、振り回されてボロボロになってしまうことがあります。
仕事から帰ってきて「ただいま」と家に入った瞬間に家の雰囲気で「今日は調子悪そうだな」とか感じることもあります。
仕事が本当に忙しかった日は、「おかえり。今日もお疲れさま」って笑顔で迎えられたら本当に嬉しいけど・・・・。
そういう日ばかりではありません。
できるだけ仕事モードを切り替えて、リフレッシュした状態で家に帰ろうと努力をしているけれど、本当に疲れた日に家でイライラと迎えられると「こんなに頑張ってるのに」「いつまで頑張ればいいの?」と思ってしまいます。
今日もそんな気分。いままでは、安定剤を飲んで自分の心を落ち着かせるようにしていたけれど、今日は一人では抱えきれずネットでこれからどう生きて、どう接していったらいいのか・・・あてもなくいろいろと調べているうちに
私自身、頑張り過ぎていました。もともとキレイ好きだった私は、部屋が汚れていたり、ゴミが溜まっていると我慢ならないのです。仕事から疲れて帰って洗濯をする。掃除をする。酔いつぶれた妻を寝室まで運ぶ。甲斐甲斐しく頑張っていたように思います。
そうすると、だんだん腹が立ってくるんですよね。私はこんなに頑張っているのに、妻からは感謝の言葉もない。うつ病の症状だって何ひとつ良くなっていない。一体いつまでこんな生活を続けなければいけないのか。
そう思ってしまうと、言葉では言わなくても、妻を責める気持ちが態度になって表れていまうんですよね。そうすると妻の症状が悪化する。悪循環ですよね。そしてまた頑張ってしまう。いつか破綻るんだろうなと思いながらも、その繰り返しでした。
そうなんです。疲れた日は、こんなに頑張っているのに・・・という気持ちが態度にでてしまうんです。そうするとうつ病の症状が悪化する。コレです。
ずーと感じていたけれど、同じような経験をみんながしてると思ったらすごく救われました。
「こんなに頑張っているのに」と思ったら頑張りすぎとも書いてありました。
相手は変えられないから自分が変わるしかない
余裕がある日はそんなことを考えられるのです。
今日は、家族のうつ病の症状が悪化していると思っていたら、自分の疲れが態度に出てしまったと気がついた日でした。