風邪に似た頭痛と酷い肩こりは、低体温になってる可能性がある。
頭痛と肩こり・吐き気の原因は低体温にあった
私は年に何度か、酷い頭痛と首すじの肩こり、吐き気に苦しむことがある。
症状は、風邪に非常に似ている。ものすごい熱が出ているのではないかというぐらい具合が悪くて動けない。
昨日はまさにその症状。
熱が出ているのかと思って計ると、35.7度。
具合の悪い時は、決まって低体温だ。
約束していた仕事もできず、一日布団の中で寝込んでしまった。
低体温と頭痛・肩こり・吐き気について
「低体温だから血流が悪くなったのか」「血流が悪くなったから低体温になったのか」
どちらが先かはわかりませんが、『冷え』は万病のもと。
病気の菌などは、熱を出すことでやっつけるのですが、低体温では血流が滞り自然治癒力が正常に働かない。
体内のあらゆる臓器・器官が正常に働かなくなります。体内の各臓器・器官は、ある一定の温度のもとで、正常に働くようにできています。
肩周りや首の回りの血流が悪くなると肩こり、首のこりが起こり、頭痛になってしまいます。
また、胃の血流が悪いことで消化がうまくいかず吐き気などが起こったり、ゲップが出たりします。
このあらゆる臓器が正常に働かないという血流障害が、頭痛・肩こり・吐き気を引き起こしてしまいます。
ガンなどは体温が低いと罹りやすいとも言われています。
慢性的に低体温の場合は、基礎代謝をあげることが大事です。
普段平熱が低くない人もストレス・過労・睡眠不足で低体温になる
平熱が低い人は、慢性的な頭痛や肩こりに悩まされてしまいます。その場合は、食べ物や生活習慣、運動などで基礎代謝を上げる必要があります。
今回の私のように、普段は体温が正常なのに突然低体温になってしまうこともあります。
原因は、
- ストレス
- 睡眠不足
- 運動不足
- 過労
- 冷たいものの食べ過ぎ
- 寒いところに長時間いた
などで、いくつかの原因が重なることによって起きることもあります。
低体温を直す方法
突発的な低体温の場合は、とにかく体を温めて普段の状態に戻す必要があります。
まず、暖かい服装をして布団の中で休みましょう。
外側だけを温めても体の芯から温まらないといけないので、温かい飲み物やお粥などで胃を温めましょう。
頭痛が酷い場合は、肩などにカイロなどを貼ると良いです。
首は皮膚表面の近いところに大きな血管が通っているため、マフラーやスカーフなどで首を覆うだけで手の先まで温まります。
寝るときも首にタオルを巻いておくと、全身が温まりぐっすり眠れます。
体の不調、疲労から来ている低体温はゆっくり休んで温めることで良くなります。
私は昨日、低体温で酷い頭痛と肩こり・吐き気の症状に苦しみました。
顔は真っ青だし、お腹などを触ると冷たい状態でした。
まず、カイロを背中・肩・お腹に貼り、布団の中に潜り込みました。
しばらくして温まってくると頭痛と吐き気が収まったので温かい紅茶を飲んで、眠るために風邪薬を飲んで横になりました。
3時間ほど寝たら、驚くほど肩がスッキリし、頭痛もなくなり、食欲も出ていたので温かい食事をとって、更に数時間睡眠を取りました。
自分では気がつかないうちに疲労がたまっていて、体の機能が正常に働かなくなっていたようでした。
昨日ゆっくり休んだことで、今日は体調もだいぶ戻りました。
ひどい肩こりや頭痛が起きたときは、一度体温を計ってみると意外と低体温で体調を崩してることがあるかもしれません。
頭痛や肩こりが酷い時は、体温を計りましょう。低体温になっているときは、十分に休息をとって体を芯から温めることで回復します。